自分は過失ゼロだと思っていたら?交渉示談は意外な結末に

自分は過失ゼロだと思っていたら?交渉示談は意外な結末に

意外なところから突然飛び出してきた車にぶつけられる

二年ほど前、友人が交通事故の被害にあいました。 友人は交通量の多い交差点にて信号待ちをしていました。渋滞していたので、なかなか車が動くことはありません。友人の車は前から三番目のところに止まっていました。左方にコンビニの駐車場を出ようとしている白い車を確認しました。友人は、コンビニの前の道はかなり混雑していたので、その車が出てくることはないだろう、と特に気にも留めていなかったようです。 しかし、前方の信号が青になり、前の車が動き出したので発進しようと友人が車を動かし始めたところ、突然その白い車が友人の車に追突してきたそうです。友人は予想もしていなかった追突に驚きながらも、少し衝撃があったのみで特に大きなケガはなかったので、友人もコンビニの駐車場に車を駐車し、白い車の運転手と話しました。 白い車の運転手は40代くらいの女性で、どうやらアクセルとブレーキを踏み間違えてしまったようです。よくある事故で両者ともケガはしていませんでしたが、友人の車の助手席側の扉に大きな傷がついてしまったので、交通事故として警察に届け出ました。 友人はその女性の名前と連絡先を控えて、その日の話はとりあえずそこで終わりました。

示談交渉は意外な結末。車を動かしていた友人にも過失アリ?

後日、友人は保険会社を介して示談交渉を進めました。賠償額を決めるにあたって重要となってくるのは友人と相手方の過失の割合です。被害者側にも過失があると考えられる場合は、損害賠償額が減額されることがあります。 友人は、自分は交通規範を遵守しながらきわめて安全な運転をしていたし、事故の原因は相手方がアクセルとブレーキを踏み間違えたことのみだと考えられるから、自分に過失はなく、相手方に全額賠償を請求できると考えていたようです。 しかし、示談交渉の結末は意外なものでした。過失の割合は9:1。友人にも少し過失があるというものでした。当然友人は納得せず、保険会社に理由をたずねました。友人にも過失があるとされた理由は、「友人が車を動かし始めていたから」といったものでした。 例えば、友人の車が完全に停止している状態で車に突っ込まれた場合は、過失の割合は10:0となるのですが、少しでも車を動かすと9:1の割合になるのだそうです。 友人は食い下がろうかとも思いましたが、あまり交渉を長引かせたくもなかったので、交渉はこれで終結したそうです。とはいえ、友人にとってあまり満足できる結果ではなかったでしょう。 友人は今でもその交差点を通るのが少し怖いそうです。

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